高温反応ガス導入システム

試料に加熱ガスを反応させるためのシステムです。(三友商行オリジナル)
複数の加熱システムを組み合わせることにより、試料に高温のガスを直接吹き付けることが可能で、固体からのベーパーガスや発生ガスを雰囲気を壊すことなく対象試料へ供給することが可能です。

用 途

昇華ガスを試料に反応させたい実験等、反応ガスを高温の状態で目的の試料に供給したい場合等に有効です。温度はそれぞれの加熱炉で独立して制御できますので、反応温度が異なる物質を目的の温度で接触させることが可能です。 写真は600℃までの雰囲気加熱炉中で加熱されたガスを赤外線加熱炉で加熱されている試料へ導入するシステムです。 ガス導入パイプを対象試料部直近まで導入する方式を採用しています。

特 長

試料や目的に合った加熱方式を選択できますので様々なカスタマイズが可能です。温度も1000℃程度の中温域から1500℃以上の超高温域まで対応致します。御希望の雰囲気、条件等を担当営業まで御相談下さい。