熱機械試験機 TM-9000シリーズ

多彩な雰囲気下で粘弾性測定が可能
精密天秤機構により一定荷重測定はもとより、高分子材料の粘弾性測定の精度がより向上しました。また、オプションの湿度膨張測定システム(HC-1型)を付加することにより、20~80%RHの加湿下で各種モード測定が可能です。

用途

●高分子フィルムの熱膨張、ガラス転移及び、湿度膨張測定。
●半導体パッケージ材料の品質管理。
●各種高分子材料の粘弾性測定。
●カーボン繊維の熱膨張及び引っ張り試験。

特長

●マイコンによる精密荷重制御と変位制御。
●操作性に優れた各種アタッチメント。
●荷重ゼロオートバランス機構を採用。

型 式 TM-9200 TM-9300 TM-9400 TM-9500
温度範囲 -150℃~300℃ -150℃~600℃ RT~1000℃ RT~1500℃
試料寸法 φ3~6mm×長10~20mm(圧縮)
巾2~5mm×長15mm×厚0.2mm以下(フィルム引張)
φ0.1~0.8mm×長15mm(ファイバ引張)
φ3~6mm×
長10~20mm
(圧縮のみ)
試料レンジ 変位±2500μm 荷重±0.1~±500g
測定モード ①一定荷重法 ②定速度荷重法 ③周期荷重法(三角・正弦・短形)
④プログラム荷重法 ⑤一定変位法 ⑥定速度変位法
⑦周期変位法(三角・正弦・短形) ⑧プログラム変位法
雰囲気 大気中、不活性ガス中(湿雰囲気中)